No Music No Life~日々全力投球~  社会人になっちゃったゆずひろの日常
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夜行性12ラスト
たかしは続ける。


「俺は今の両親の前に違う親父がいて。俺が出来たときの親父はゆうたの親父なんだ。」


そんなことってあるものなんだ…つまり私は同じ父親の遺伝子を持つゆうたとたかしを好きになっていたのだった。信じられないというか何がなんだか今の状況を飲み込むのに必死だった。


「でもさ、なんでそれを今になって言うの?」


私はその真意が知りたくてたかしに言った。たかしは


「これからずっと一緒にいることになるだろうから、そういうことは言っておかないといけないかなと思ってね」


「ど、どういうこと?」


「俺はお前に比べて何も出来ないかもしれない。でも誰よりもお前を愛しているんだ。それは自信も持っていえることだ。はずき…俺と結婚してくれないか?」


いきなりのプロポーズに驚いた。しかし彼の目はマジだった。私は姿勢を整え彼に向かって答えた。


「よろしく御願いします。」


こうやって私たちは夫婦になることを誓った。




そして私は今一人暮らしをしているマンションの後片付けをしている。横にはたかしが引越しの手伝いをしてくれている。高校生の頃からつけていた日記を読み返していた私は何時間もそれを読んでいたようだ。悲しいこと、辛いこと…経験しすぎたのかもしれないけど、やっと今私はシアワセを手に入れたのだ。最愛の人「たかし」を…








~編集後記~

これを読んでいただいた皆さん、いかがだったでしょうか。初めてこのようなストーリーを書くことになりましたが大変苦労しました。読みづらい部分があるとは思いますがここまで読んでいただき本当にありがとうございました。今後ともこのブログとゆずひろ共々よろしく御願い申し上げます。
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2007'01'28(Sun)03:25 [ フィクションノーベル ] CM2. . TOP ▲
夜行性11
契約をする際私は一年間限定で契約をした。もともとこの業界は興味本位だったし、それほど深入りするつもりはなかった。AVの撮影はそのプロフィールのポラを撮ってから1週間後に始まった。

記念すべき1作目はもちろん女子高生もの。男優さんと挨拶をして衣装に着替え本番を待っていた。台本はあるものの、あってないようなものだった。大まかなことしか書いていなかった。セリフがあってそのあと絡み…それくらいしか台本には書いてなかったのだ。

いざ本番が始まると緊張のあまりガチガチになっていた。撮られるということが何か嫌な気がしてならなかった。しかし男優さんは慣れているようでそんな私をリラックスさせてくれてセックスの本番に入った。その男優さんのテクニックは今まで私がウリで抱いてきた男の誰よりも上手で私は何度も果てた。セックスを気持ちよく感じたのは久々だった。

撮影が終わり男優さんが私に言ってきた。


「若葉ちゃんは童顔なんだけど、喘ぎ声とかすごいよね~。とてもこの前まで素人だったとは思えないよ」


嬉しいようなそうじゃないような…照れ笑いをしてその場を過ごした。そうやって私の1作目の撮影は終わった。間髪いれず2本目の撮影3本目の撮影と続いていった。

そして1作目を撮影して1ヵ月後に私の作品が世に出回った。恥ずかしいような気はしたものの「私はAV嬢なんだなー」と認識することになった。

いろんな撮影場所に行ってもみんな私を必要としてくれているのがわかって嬉しかった。それに応えるようにいっぱいいっぱい良い作品になるように努力していった。

しかし、その中でも少しイヤなことがあった。私の事務所だけなのかもしれないけど、髪型やメイクは専属の人がいてその人によって変えられる。私はセミロングが好きだったのに黒髪のショートに無理やり変えられたり、化粧も私生活ではしっかりする方なのだけど、うっすい化粧にさせられたり…必要にされている嬉しさはあったもののこういった制限に私は嫌気が差していた。

でも何一つ文句を言わず約束の1年間はあっと言う間に過ぎた。合計で10作品に出演していた。そうやって私は普段の生活に戻ったのだった。


彼氏がいないわけではなかった。ちょうどAVをやっている頃に私はある男に告白されて付き合うようになった。彼の名前は「たかし」と言う。ゆうた同様優しくていい人だった。それに何よりもAVをやっていることを認めてくれた人でもあった。

ゆうたの二の舞にはなりたくなかったので、たかしとの生活はどこか慎重だった。たかしは私より3歳年上でサラリーマンをしていた。収入は決して良くはなかったが、新しい彼氏との生活に私は有頂天だった。

たかしとの生活が始まって数ヵ月後。それまで何もなかったことが逆に怖く感じていたある日のこと。やはり恐れていたことは起きた。たかしは私に大事な話があると言って正座をして私に向かって話しはじめた。


「はずきの元カレのゆうたっていたじゃん?あいつって俺の腹違いの弟なんだよ…」


どういうことなの?
2007'01'28(Sun)03:14 [ フィクションノーベル ] CM0. . TOP ▲
夜行性10
あまりに唐突な話に私は驚きを隠せなかった。しかし自暴自棄になっていた私は一応話だけは聞くことにした。スーツを着た男は雑居ビルのなかにある事務所へ私を連れて行った。そこで軽い面接を受けた。どうやらこの事務所はAV女優を派遣する会社らしかった。私は話だけ聞いて帰ろうと思っていたのだが、事務所の社長をはじめ従業員みんなで私が必要だと言った。必要とされる喜びに飢えていた私は彼らのためにとAV女優になることを決意した。

そうと決まればその日にプロフィール用の写真の撮影をすることになった。奥で着替えてくるようにと言われた私は、更衣室とも呼べない空間で渡された衣装を目にした。それは女子高生の制服だった。当時私は22歳だった。あまりにもムリがあるのではないか、そう思ってあのスーツの男に聞いてみた。


「これ制服ですよね?これ着て撮影するんですか?」


スーツの男は少々呆れながらも


「当たり前だよ。それに君は童顔だからそれでもいけそうだと社長が判断したんだよ。それに制服以外は全裸だからあまりそれ気にしちゃいけないよ。ほらさっさと着替えてきて」


そうなんだ…たしかに私はどちらかといえば童顔ではあるけども…

そうこう言っているうちに撮影はスタート。次々にポーズを要求されてぎこちないけどそれに応えて30分くらいで撮影は終了した。撮影が終わり私服に着替え終わると先ほどのスーツの男が話し始めた。


「はい。これが君の芸名と3サイズね」


芸名:酒井若葉 3サイズ B:85 W:58 H:80


あれ?3サイズなんか測ってもらってなんかないぞ…と思い聞いてみると…


「あーそれはみんな適当なんだよ。だいたいのサイズで書いちゃうからさ」


そういうもんなんだー。と妙にこの世界の常識を知って納得をした。スーツの男は続けた。


「これからは君の事を芸名で呼ぶからね。そして僕が君のマネージャーだ。よろしく頼むよ」


と言って名刺を差し出してきた。「澤崎尚人」というスーツの男と私のAV人生が始まった。
2007'01'28(Sun)02:56 [ フィクションノーベル ] CM0. . TOP ▲
夜行性9
よくあることだったがその日の私には何かは良く分からないがとんでもなく嫌な感じがした。それは実際にこのあと起こることになるのだった。

私はいつものように何も変わらぬフリをして彼の帰りを待った。ウリをやっていた頃は昼前から深夜まで家にいなかったので彼との生活リズムは逆転していた。だからかもしれないが、いささかこの生活は私にとって少し違和感があった。

夕方、いつものように彼は帰ってきた。なんだ私の思い違いかと安心して彼に抱きついた。しかしいつもはそのまま身をゆだねてくる彼が今日は私を振り落とした。


「え?どうしたの、ゆうくん?なんかおかしいよ~」


ゆうたにしか見せない甘い口調で言った。彼は私に向かって一言…


「なぁ…はずき…別れよう」


時間が止まった。いったい何を言っているのこの人はって感じで私は魂の抜けたような感じだった。呆然とした私も言葉を返す


「え…待ってゆうくん。どうゆうこと?意味わかんない。昨日まであんなに……」


どうしたらこんな状況になるのかわからなかった。昨日までいつもと変わらないラブラブぶりだったのに…次の彼の言葉に私は失神しそうになる。


「悪い…俺ほかに女デキたんだ。」


待って…意味わかんない。ゆうくんは私だけを愛してくれるって言ってたじゃん…何?ほかの女の子って…


「俺に借金があったときに相談に乗ってもらってた子がいてさ。気づいたらいつのまにか好きになっててさ。お前は金生んでくれるし都合よかったから借金が返済できるまでは別れられないなって思っててさ。それにお前は汚れてしまったからな」


彼の口からそんな言葉が出てくるなんて信じられない。でも現実に今こうやって彼は私に別れを持ち出している。わけがわからない。泣きそうになりながらも私は口をあける。


「ちょっと待ってよ…じゃあ何?私はゆうくんにとって道具だったってこと?汚れたって…全部ゆうくんのためだったのに…ひどいよ…」


精一杯の言葉だった。彼はそれを聞いた上で…


「ひどいと言われても仕方ない。ただ、新しい彼女のほうがお前なんかよりよっぽど魅力的だからさ。じゃあな。もう会うことはないと思うけど元気でやれよ」


そういうと彼は荷物をまとめていたカバンを持って家を出て行った。一人ぼっちの部屋…気づくと私はずっと泣いて泣いて泣き倒していた。


また私は一人ぼっちになってしまった。ゆうたという人間は私にとって宝であって失ってはいけないものだったのは紛れもない事実だった。しかし、私は失ってしまったのだ。

自暴自棄になりながらそれから数日間は何も出来なかった。でもこれじゃだめだと思い立ち上がった。彼との想い出の品を全て捨て新たな人生を踏み出すことにした。

またバイトをはじめ、月10万程度でひっそりと一人暮らしをはじめた。しゃべる相手といえばバイト先の同僚か、やってくるお客くらいなものだった。

そんな日々が続いたある日の休日。私は大きなショッピングセンターで買い物をしていた。そうするとポンポンと肩をたたかれた。振り返るとスーツを着た男性が立っていた。



「ねぇお姉ちゃん。AVやってみない?」
2007'01'28(Sun)02:36 [ フィクションノーベル ] CM0. . TOP ▲
夜行性8
数年ぶりに再開した場所がウリをするホテルだとは思いもしなかった。父親は苦笑いをしながらもこう吐き捨てた。


「ははは。やはりお前もあいつの子供だな、同じように体を売るんだな!」


「なによ!!あんただっていい年して援交なんてやってんじゃねーよ!!」


「あ?それが体を売る女のセリフか?」


言葉が詰まった。実際に今の状況では間違いなく私が不利なのはわかりきっていた。腹をくくって私はベッドに寝転んだ。しかし父親は一向にこちらへやってこない。


「はん!久々に若い女を味わえると思ったら実の娘とはな!!洒落にもなんねーぜ!!」


「ねー!!そんなことどうでもいいわよ、今更!で、どうする?ヤるの?ヤらないの?」


「あー、そうだな…どうせこのあと何もねーし、ヤるだけヤるか!!じゃあ寝ろ!!」


乱暴に私をベッドから引き摺り下ろし服を脱がせセックスが始まった。まさか父親にヤられるとは思わなかったから動揺してはいるものの、なるべくバレないように努めていた。

乱暴な父との交尾は終わった。あいつは私に10万渡してきた。約束していた金額よりも多かったがそれもよくあることだった。しかし、私はあいつにくってかかった。


「なんで4万多いのよ?6万って言ってなかった?」


「あ?そうだったか?わりーわりー、感度のいい女には上乗せするのが俺の主義でね。それにお前苦労してるだろ?だから多くしたんだ…わかったらとっとと出てけ!!」


ほんの一瞬だけあいつは私に悲しそうな表情を見せた。それが信じられなかったが私はお金を受け取るとホテルを後にした。

そうやってウリを続けるとどんどんお金が入ってくる。バイトなんかやっていなくても十分稼いでいた。多いときで月に120万円は稼いでいた。しかし、あまり彼にはバレて欲しくはなかったので銀行の口座に預けたりしていた。しかし、お金があるから服を買ったり化粧品を買ったり自分の中で満足のいくことをこそこそとしていた。そしてそれから3ヵ月後借金はなくなった。私はそれからウリをすることはなかったが、今までのことが彼にバレるのが怖くて仕方なかった。

しかし、ゆうたの察知は私が思っている以上に鋭かった。ある日ゆうたに問い詰められた。私は泣きながら


「だって…本当はイヤだったけどさ…ゆうくんのためを想ってウリやってただけなんだよ?」


これは間違いなく本心。彼のために体を売った。彼は許してくれるわけないだろう、私はそう想っていた。しかし意を反した言葉が返ってきた。


「そうだったのか。悪い。ありがとう。俺のためにこんなことまでして…」


「許してくれる?」


「当たり前だろ?でも、これからはしないって約束しろよ?」


「ゆうく~ん!!!」


彼の名前を叫びながら私は彼の胸の中で泣き崩れた。今までの背徳感が報われたような気がしたのだ。私は泣きつかれて気づいたときには眠っていた。そしていつもと同じような朝が来た。しかし一つ違和感を感じた。

彼がいない…
2007'01'28(Sun)02:11 [ フィクションノーベル ] CM0. . TOP ▲
    


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