No Music No Life~日々全力投球~  社会人になっちゃったゆずひろの日常
10≪ 2017| 12345678910111213141516171819202122232425262728293011/ ≫12
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--'--'--(--)--:-- [ スポンサー広告 ] . . TOP ▲
カネボウの粉飾決算事件の報告
こんばんわ、ゆずひろです。

PCの調子がどうやっても悪いのでいよいよ修理にでも出そうかと本気で思っています。最近では音楽を聴いているときにでさえ、雑音が入ったり、スピードがおそくなったりします。これはもうプロに任せるのみです。そのためにバックアップをとっていこうと思います。万一データが消えたら悲しいですからね…

さてさて、そんな不安定なPCでレポートを書いて今日提出してきました。原本をそのまま載せます。





理解を少しでもしていただければ幸いです。




1. 事件の概要
 今回の事件は、再三の公認会計士の債務超過指摘を経営者が拒否して、粉飾決算を押し通した結果が事件につながっている。2002年2月ころから2002年度と2003年度の2年間にわたり営業成績を操作していたという。その結果連結決算約800億円を粉飾し、虚偽の有価証券報告書を提出していたとされている。そして、今回の事件で一番注目されるのは、公認会計士がこの粉飾決算についての指導を行っていたかもしれないという疑惑である。本来であれば、会計士というのは企業の財務状況などを会計資料などの監査により、財務諸表作成を行うのが仕事である。その結果、カネボウの旧経営陣と会計士数名が逮捕、起訴されている。

2. 粉飾の方法
 カネボウが行った粉飾とは、これまで日本で起こった中で一番たちの悪いものであろうと思われる。方法としては古典的であるのだが、結果的に多大な被害を与えている。
 今回の場合、「連結はずし」という方法で会計士が指導したとされている。会計はずしとは、赤字のある子会社を連結から外して報告することである。それが、「興洋染織」と「ベルテックス」である。この2社は現在いずれもカネボウと子会社を解散している。そして、この2社は頻繁に金融備蓄取引を繰り返していたのだ。
 「興洋染織」は1998年1月、海外からの安価な製品流入により経営悪化したため、カネボウは「興洋染織」を子会社化した。
 これらから、どのように粉飾を行ったのかであるが、一般的には、期末直前に、販売会社に自社の商品の押し込み販売をする。しかし、商品は自社の工場内にある。そして、期末に売った商品を翌期に買い戻すのである。これによりありもしない売り上げが一時的に計上されるのである。
 これが行われていたのは、繊維業界がにぎわっていたころの話であり、上記したように経営悪化している状態でこのようなことが起こるとは考えづらい。しかしカネボウはそれを続けていたのだ。

3. 粉飾を見抜く方法
 粉飾が公にされていたのは最近のことであるが、それ以前からその情報は出ていた。
 まず、メインバンクからの融資の有無である。粉飾が行われていると気づいた銀行が融資を打ち切ることがある。なぜならば、銀行にとっても最後には自分の経営に影響を及ぼしてしまう可能性があるからである。またメインバンクも、この粉飾に気づき企業にその理由を聞き出すことは難しいものの、修正報告書などの提出を求めることはできる。そのことを積極的に行わなかった場合、このメインバンクにも責任があると考えられるのだ。
 次に、決算書から見抜く方法がある。過去3~5年間の運転資本の増減を(売上債権+在庫-買掛債権)を売上高と対比させてみることである。
 その結果たとえば、売上高が前年より増加している場合がある。運転資本が前年よりも減少しているのはいいことだが、それが戦略的に行われたかどうかである。それが行われずにそのようなことになっていれば、粉飾である可能性は高い。また、買掛債権のバランスが悪くやたら多くなっている場合は、運転資金が苦しく、仕入先への支払いも滞っていることも考えられる。次に売上高が前年より減少している場合である。この場合は次のようなことが考えられる。①サイトの長い手形取引が多くなってきた②回収できない不良債権が多くなってきている③陳腐化・不良化した在庫が販売不振により増加傾向にある④仕入先から督促され、支払が早くなってきている。以上4点である。このようなことがないとすると、例えば損益計算書で利益を出すために在庫を水増し計上していることがわかる。このように、売上高と運転資本は密接な関係があるために、粉飾を見抜くための手がかりになることが多い。

4. 粉飾を防ぐ方法
 財務諸表とは企業が株主などに現在の自社の経営状態を表すものであるが、多少なり虚偽の報告がされていることが少なくない。しかしそれが故意であることは少ない。会計士が資料を基に作成するのであるから、今回のようなことがない限り粉飾は起こらないはずである。
 しかし、今回のように粉飾を会計士の指導の下に行ったとなれば、これは会計士の倫理観に委ねるほかないであろう。
 または、その決算書が正しいものであるかどうかを判断できる部署などを設定することも必要になってくるのではなかろうか。

5. 感想
 カネボウの事件は、この課題が出されるまで気づきもしなかったことであった。しかし、ふたを開けてみると、実に奥の深い事件であることがわかった。エンロン事件の日本バージョンと言われていることに納得もできた。
 また、今回の課題で粉飾事件について色々調べていた中で「足利銀行」の一件も粉飾によるものであることをはじめて知った。この足利銀行の事件は私が初めて経済の分野で興味を持った事件であったからである。山一證券の事件などは記憶にあるものの、それほどすごい事件であるという認識はなかった。
 今回の課題を行う中で、企業というものもやはり人間味があるというような感じがした。なぜならば、人というものは、自分を少しでもよく見せようと努力する生き物であると考えていることから見れば、企業も自社の状態をよく見せたいと思うのは必然なことなのだろうかと感じた。しかし、だからといって今回の事件が許されるものではないのは当然のことである。うそをついてまでよくみせるということは信頼を大きく失う可能性を多大に秘めている。

(参考文献)
株式会社 日本創造教育研究所「粉飾した決算を簡単に見抜く方法」http://www.nisouken.co.jp/16one_point/consul1p36.htm
カネボー粉飾決算とディスクロージャ
http://www.it.nias.ac.jp/news/2005book/kaikei.htm
ベンチャーサポートのスパイラル・アンド・カンパニー
http://blog.melma.com/00136065/20050421002915

スポンサーサイト

2005'11'28(Mon)23:56 [ ニュース ] CM2. TB0 . TOP ▲
COMMENT


相変わらずレポートとか論文の完成度高いなぁ。めっちゃうらやましい
2005/11/29 15:03  | URL | ロウ #l9Wmp7Rc [edit]


>>ロウさん
そんなことないですよー(照
ほとんどがコピp(ry
今後もいろいろ載せますのでご期待ください。
2005/11/30 00:32  | URL | ゆずひろ #- [edit]
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://militant.blog12.fc2.com/tb.php/209-c586143e
trackback



     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。