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No Music No Life~日々全力投球~  社会人になっちゃったゆずひろの日常
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夜行性8
数年ぶりに再開した場所がウリをするホテルだとは思いもしなかった。父親は苦笑いをしながらもこう吐き捨てた。


「ははは。やはりお前もあいつの子供だな、同じように体を売るんだな!」


「なによ!!あんただっていい年して援交なんてやってんじゃねーよ!!」


「あ?それが体を売る女のセリフか?」


言葉が詰まった。実際に今の状況では間違いなく私が不利なのはわかりきっていた。腹をくくって私はベッドに寝転んだ。しかし父親は一向にこちらへやってこない。


「はん!久々に若い女を味わえると思ったら実の娘とはな!!洒落にもなんねーぜ!!」


「ねー!!そんなことどうでもいいわよ、今更!で、どうする?ヤるの?ヤらないの?」


「あー、そうだな…どうせこのあと何もねーし、ヤるだけヤるか!!じゃあ寝ろ!!」


乱暴に私をベッドから引き摺り下ろし服を脱がせセックスが始まった。まさか父親にヤられるとは思わなかったから動揺してはいるものの、なるべくバレないように努めていた。

乱暴な父との交尾は終わった。あいつは私に10万渡してきた。約束していた金額よりも多かったがそれもよくあることだった。しかし、私はあいつにくってかかった。


「なんで4万多いのよ?6万って言ってなかった?」


「あ?そうだったか?わりーわりー、感度のいい女には上乗せするのが俺の主義でね。それにお前苦労してるだろ?だから多くしたんだ…わかったらとっとと出てけ!!」


ほんの一瞬だけあいつは私に悲しそうな表情を見せた。それが信じられなかったが私はお金を受け取るとホテルを後にした。

そうやってウリを続けるとどんどんお金が入ってくる。バイトなんかやっていなくても十分稼いでいた。多いときで月に120万円は稼いでいた。しかし、あまり彼にはバレて欲しくはなかったので銀行の口座に預けたりしていた。しかし、お金があるから服を買ったり化粧品を買ったり自分の中で満足のいくことをこそこそとしていた。そしてそれから3ヵ月後借金はなくなった。私はそれからウリをすることはなかったが、今までのことが彼にバレるのが怖くて仕方なかった。

しかし、ゆうたの察知は私が思っている以上に鋭かった。ある日ゆうたに問い詰められた。私は泣きながら


「だって…本当はイヤだったけどさ…ゆうくんのためを想ってウリやってただけなんだよ?」


これは間違いなく本心。彼のために体を売った。彼は許してくれるわけないだろう、私はそう想っていた。しかし意を反した言葉が返ってきた。


「そうだったのか。悪い。ありがとう。俺のためにこんなことまでして…」


「許してくれる?」


「当たり前だろ?でも、これからはしないって約束しろよ?」


「ゆうく~ん!!!」


彼の名前を叫びながら私は彼の胸の中で泣き崩れた。今までの背徳感が報われたような気がしたのだ。私は泣きつかれて気づいたときには眠っていた。そしていつもと同じような朝が来た。しかし一つ違和感を感じた。

彼がいない…
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2007'01'28(Sun)02:11 [ フィクションノーベル ] CM0. . TOP ▲
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