No Music No Life~日々全力投球~  社会人になっちゃったゆずひろの日常
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(株)ライブドア社の財務諸表分析
 こんばんわ、ゆずひろです。
 さて、先日もお伝えしたように今日のブログは俺が書いたレポートをそのまま載せます。以下がそれです。まぁ素人の分析なので…

1. ライブドアによるニッポン放送株取得事件の概要
 (株)フジテレビジョン(以下:フジテレビ)は、(株)ニッポン放送の完全子会社化のためにTOB(公開買い付け)を実施した。その頃は、このTOBに関して大きく取り上げられることはなかったが、明るみに転じたのは(株)ライブドアの記者会見であった。わずか数日間で、ライブドアはニッポン放送の株を約20%取得した。昨年のプロ野球再編(大阪近鉄バファローズ買収騒動)で脚光を浴びていたライブドアの堀江貴文社長の行動は、日本中の興味を集めた。当初は「敵対買収」ととらわれていたライブドアのニッポン放送の株取得だが、堀江社長は一貫して「友好的に…」とコメントを続けた。ライブドアが行っていた行動は、これまでの日本では稀に見るもので、経済ジャーナリストたちは「アメリカ型経営の到来か」「日本式経営を舐めている」などのコメントが日々多くなっていった。ライブドアが着実にニッポン放送株を取得する中、ニッポン放送内は一つに結束、フジテレビも系列会社一体となりライブドアの株取得、強いては企業買収とも捉えられる今回のライブドアの行動に団結力を増した。そしてニッポン放送は、フジテレビとの関係を絶つつもりはないという内容の会見を行い、その場で「新株予約権」の発行を発表した。その新株はほぼすべてフジテレビのものとし、結果的にその当時のライブドアのニッポン放送の持ち株比率を下げることを意味する。しかし、この行動は「焦土作戦」といわれていた。もちろん、ライブドアはこの発表を不服とし訴える。今までに新株予約権の発行中止の訴えは2度起こっており、1つは発行中止が認められ、他方は認められなかった。つまり、今回の判決が将来の日本経済、強いては企業買収などの面から大事な意味を持つものであった。この新株発行に際し、堀江社長は「想定の範囲内です」とコメントした。彼がこの一連の事件の中でよく口にした言葉だ。しかし、その場しのぎの感を否めない今回のフジテレビ、ニッポン放送の行動は、結果的にライブドアの勝利に終わる。つまり、新株発行が出来なくなったのだ。そのあとも、どんどんとニッポン放送の株を取得していくライブドア。最終的には経営権を取得できる50%まで株式を取得した。しかし、なぜここまでライブドアの行動にニッポン放送、フジテレビは積極的ではなかったのか。それは、ライブドアの狙いが明白でなかったことであろう。堀江氏は「ネットとメディアの融合」を叫んでいた。しかし、今現在少なからずこれは実践済みであり、それ以上のものがあるのか不透明な点がある。また、堀江氏は「新聞やニュースはいらない、ネットでほしい情報だけを入手するべきだ」というような内容のコメントを残し、それが結果的にメディアの反感をかったのだ。だから尚更ライブドアの行動に絶賛する人や情報媒体は少なかった。メディアの第一線で働いている人に喧嘩を売られたのと変わりないからだ。
 窮地に追い込まれたニッポン放送、フジテレビだったが、救世主が現れた。それがソフトバンクインベストメント社の北尾氏である。彼は企業買収などに関しては日本のトップにある人物で、過去に数多くの企業買収の手伝いをしている。彼には彼のノウハウがあり、堀江社長を宥めるような記者会見を行ったのは印象に残っているだろう。流石に北尾氏の登場には堀江氏の饒舌は聞かれず、ライブドアの行動はだんだんと小さくなっていった。下手な行動をすれば自分の会社を倒産させてしまうかもしれないからだ。迷った結果なのかどうかは不明だが、3月下旬、3社の和解が成立し、ライブドアはフジテレビとニッポン放送とのネットとメディアの融合に関しての協議会をもてるようになり、また、フジテレビからライブドアの取得したニッポン放送株全部に相当する額をもらい、かわりにライブドアはフジテレビにライブドアの取得した株を全部譲渡した。結果的に勝敗をつけるならライブドアの勝利だろう。当初よりも多い資産を取得できたのだから。

2.(株)ライブドアの財務諸表分析
 まずは営業・投資・財務活動別のキャッシュフロー循環について調べてみた。ライブドア社の平成16年度の決算では、営業キャッシュフロー(以下:CFO)は10,340,670千円だった。また、投資キャッシュフロー(以下:CFI)は、△7,720,721千円で、財務キャッシュフロー(以下:CFF)は、35,186,466千円であった。つまり、CFO=+、CFI=-、CFF=+である。こういう状態は、営業活動からはプラスの現金を生み出し、投資活動にも積極的であり、また積極的に資金調達していることを意味する。成長期の企業にしばしば見られるパターンといえる。
 まず収益性に関する分析を行う。キャッシュフローマージンは33.4%であった。この率が小さいということは、損益計算書上の売上高が大きくてもそれが今期のキャッシュフローにあまり影響を与えていないことになる。
 次に支払い能力についての分析を行う。まず、CFO対流動負債比率を計算する。結果は25.8%であった。それほどパーセンテージが高くないことから、外部からの資金調達に依存していることになる。
 そして、投資活動に関する分析を行う。調べたのはCFO対CFI比率だ。計算の結果は-133.4%。これは、投資活動に必要なキャッシュフローをCFOでまかなわれていることを示している。
 会計利益の質はどうだろうか。CFO対営業利益比率で見てみることにする。結果は182%だった。この比率が100%以下の場合、営業利益の質が悪いということになるので、この結果を見る限り、ライブドアの営業の質は決して悪くないことが分かる。
 いくつかの分析を行ったが、ここでは安全性の分析を行う。企業の経営が良く見えても安全性がなければ不安だ。まずは流動比率で考えてみる。計算結果は222%だ。決して悪いわけではない。また、次いで現金比率を計算する。結果は113%で、短期支払い能力があるということが判断できた。そして、負債比率、自己資本比率についても計算してみた。負債比率は84%、自己資本比率は54%だった。これを見ると、負債比率が高い ので安全性が低い、自己資本比率が高いので安定した企業と判断できる。成長期にあるからこうなるのかもしれない。
 また、今期の決算で前期の決算と違う部分がある。証券関係の収入があることだ。同社は平成16年度中にライブドア証券を設立し、それが軌道にのっているためであろう。

3.ライブドアの現状のまとめと今後の予測
 ライブドアの現状は決して悪くないように感じる。今年の初めに起こったニッポン放送株事件の結果、当初よりも多くの資金を手にしている。株価は一時期より比べて下がったものの、大して被害はないだろう。ただ、IT企業としては大御所のソフトバンクや楽天などがいるため、それほどの業績をあげるとは考えづらい。ただ、彼の冴えた考えは市場に影響を与えるのは必至だろう。しかし、不安なのは、注目されたいが故に大きな行動に移し、結果的に良い方向に転じないときだ。

4.自分が投資家の場合、ライブドアの株を買うか、またその理由。
 今現在で購入するつもりはない。ゴダゴダが終わり落ち着きはあるが、まだ成長途中にある。問題は今年度(平成17年度)の決算の結果である。今年度は数多くのことを行っていることから収入も支出も大いに違いない。それがはっきりとちゃんとした形で出来来た場合、購入するかどうか判断するだろう。今は、フジテレビから手に入れた資金をどう運用していくのか気になる。

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2005'06'07(Tue)00:16 [ 未分類 ] CM0. TB0 . TOP ▲
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